2020.02.20
世界遺産「熊野古道」
ホテル季の座を拠点に【世界遺産・熊野三山】を巡ろう!そもそも熊野三山とは…
- 熊野三山「熊野本宮大社」
- 熊野三山「熊野速玉大社」
- 熊野三山「熊野那智大社」
季の座にご宿泊されるお客様の中には、「熊野三山」を訪れる方も多くいます。
皆さん、一度は「熊野三山(くまのさんざん)」という言葉を聞いたことくらいはあるのではないでしょうか。
さて、そもそも熊野三山とは?という思う方も多いかもしれません。
熊野三山とは「熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)」、「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」、「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」の3つの神社の総称です。
熊野三山がある紀伊山地は、古来より神々が鎮座する特別な地域として崇められ「熊野」と総称されます。小学校や中学校の教科書にも登場する日本の歴史書『日本書紀』にも記載されるそうです。
熊野の神々は自然信仰に根ざしていましたが、奈良時代から平安時代にかけて熊野は仏教・密教・修験道の聖地ともなり、神=仏であるという考え方が広まりました。平安時代の上皇や貴族も訪れ、やがて庶民にも広まり、旅人の行列は「蟻の熊野詣」と言われたほどです。
熊野速玉大社、熊野本宮大社、熊野那智大社の熊野三山へと続く祈りの道は、世界遺産「熊野古道(紀伊山地の霊場と参詣道)」であり、中でも「伊勢神宮」と「熊野三山」の2大聖地を結ぶ道を【伊勢路(いせじ)】と呼ばれます。
江戸時代には「伊勢に七度、熊野に三度」という言葉もあったほど、誰もが訪れたいと願うあこがれの地でした。
そして、伊勢神宮と熊野三山の中間に位置するのがホテル季の座です。
お車で、北に約55分で「伊勢神宮」。
お車で、南に約1時間25分で「熊野速玉大社」、約1時間50分で「熊野本宮大社」、約2時間で「熊野那智大社」です。
・熊野本宮大社⇔熊野那智大社 お車で約1時間5分。
・熊野本宮大社⇔熊野速玉大社 お車で約40分。
・熊野那智大社⇔熊野速玉大社 お車で約35分。
季の座を起点に、1日で「熊野三山」を巡ることも可能です。
おすすめ順番としては、季の座→熊野本宮大社→熊野那智大社→熊野速玉大社→季の座です。
熊野本宮大社と熊野那智大社は、徒歩や階段など多少移動が必要ですが、熊野速玉大社は駐車場からすぐ参拝できるので体力的に考えると最後の方が良いかと思います。
(ちなみに元々は習わしは、熊野本宮大社→熊野速玉大社→熊野那智大社の順だそうです。)
ぜひ、ホテル季の座を散策の起点に、伊勢神宮や熊野三山を巡ってみてはいかがでしょうか。